たとえば「遠隔操作 ウィルス」や「遠隔操作 バックドア」といった検索語で Google 検索してみれば、そのようなソフトウェアがわりと簡単に手に入ることはわかる。しかしそれらを使おうとすれば、かなり怪しげな英語のサイトのドキュメントを読みこなして、その手口をしっかり学ばなければならない。しかも、それらのソフトがウィルス対策のターゲットになってしまえばそのままでは使えない。そうすると、また新しいウィルス技術を学んだり、仕組みを知って自分でオリジナルを作る必要がある。ウィルスソフトが作れるようになるには、それなりにプログラミングスキルが必要で、おそらくプログラマの100人に1人くらいのレベルだろう。
この Godiva。日本では「ゴディバ」と発音しますけれど、アメリカのある空港にある店では「ゴダイバ」と呼んでおりました。「ほう!なーるほど、本場ではそのように発音するのか」と知って、日本に帰ってきてモノシリ顔で吹聴しておりました。そしたら、ちゃんとした国際人の友人に「欧州ではゴディバが正解で、英語だと di は ダィって発音しちゃうのよね~」と教えられてしょんぼり。でも、そのおかげで Godiva に俄然興味がわいてきました。
Godiva のWebサイトを調べると、1926年にベルギーのブリュッセルで店を出したのが始まりだとか。ベルギーチョコというのはおいしいことで有名ですが、Godiva もその一つなんですね。名前は、11世紀のイギリス女性 Lady Godiva(ゴダイヴァ夫人)に由来するのだそうです。Wikipedia で調べたら、この女性はイングランドのある領主の夫人で、夫の領民に対する圧政に異議をとなえたところ、夫から裸で市中を行進したら聞き入れるとからかい半分で言われて、それをやってのけたという伝説のある人なのです。
Lady Godiva by John Collier
チョコレート会社のゴディバは、その名の由来を大切にして、今も女性を支援する活動や世界の子供たちに食糧を届けるFEED プロジェクトを支援するといった、The Lady Godiva Programという活動にひと肌ぬいで社会貢献しているそうです。すばらしい会社ですね。
話は変わりますが、先日あるニュースで World Naked Bike Ride (WNBR)という活動を知りました。参加者ができる範囲で裸で自転車に乗ってデモみたいなことをやるという取り組みです。自動車と石油依存社会に反対するイベントなのですが、やはりイギリスを中心に取り組まれています。映像を見る限り、全裸の参加者もかなりいるという仰天のデモ。日本ではやられていないようですが、世界各地で取り組まれているとか。この映像は、2012年のロンドンの様子です。